Manufacturing Engineer

製薬の根幹となる
治験薬製造の仕事
そこには、大きな
やりがいがある

製造
製剤生産技術部
2018年入社|物質工学科卒(高専)
  1. INTERVIEW

    入社を決めた理由

    保健室教諭だった祖母の本が、
    将来の夢につながった

    小学校に上がるぐらいの頃から祖母の家にあった薬や人体に関する子ども向けの本を読み、病気や薬に興味を持ち始めました。祖母は保健室の先生をしていたので、そうした本をたくさん持っていたのです。小学生の間は漠然と薬剤師になりたいと考えていましたが、高専に進み、化学の勉強や生物の専攻をするなかで製薬業界を知り、薬の製造を通して患者さんの手助けをしたいと思うようになりました。
    祖母も両親も、私が一貫して薬に興味があることを知っていたので、進路については納得していましたね。就職について考えている頃、高専の授業で身近で誰でもなる可能性がある病気「がん」について習い、関心を持ちました。そんな時に、第一三共(旧:第一三共プロファーマ)が 2016~2022 年度の中期経営計画で、「がんに強みを持つ先進的グローバル創薬企業」の中長期ビジョンを掲げていることを知り、そこにひかれて就職を希望することにしました。

  2. INTERVIEW

    現在の仕事内容

    伝える力や調整力を駆使して
    他部署との連携を行う

    入社以来、治験薬の製造を行う部署で注射剤を担当しています。1 年目は現場で機械の操作を行う業務でしたが、2 年目からは製造作業の方法を指示する指図書の作成や他部署との調整業務など、幅広い業務に携わっています。治験薬は、製薬にとって欠かせないものです。薬は、製品として市場に出す前に臨床試験というものが必要であり、安全性などを確かめなければなりません。製薬の根幹となる治験薬の製造は、それ自体がとてもやりがいのある仕事だと感じています。今、私は、治験した薬を製品化するために他部署に技術を伝える仕事も担当しています。治験薬と製品では製造現場が変わるため、他部署の人に伝えたり、調整したりといった綿密なコミュニケーションが必要です。そのためコミュニケーション力を発揮して業務を進めることを常に心がけています。

  3. INTERVIEW

    職場環境について

    若手が多く風通しの良い職場で、
    意見交換も気軽に

    職場には、年齢の近い先輩、後輩がたくさんいます。入社したばかりの頃は、メールの出し方や仕事の進め方など、社会人としての基本的な作業にも不安がありましたが、メンターとして1つ上の先輩が丁寧に教えてくださったおかげで、安心して習得することができました。現在は私自身の勤続年数も増えてきて、後輩も含めて気軽に意見の交換をすることで、お互いのスキルアップにつながっていると実感しています。
    一方、年齢が上の先輩方も、若手の意見を真摯に受け止めてくださいます。「若手が活躍できる場を作ろう」という雰囲気があることも、第一三共(旧:第一三共プロファーマ)の良いところだと思います。現在私自身も、製造ラインを立ち上げるプロジェクトに参加するなど、新しい業務に挑戦しています。

FUTURE&MESSAGE

今後の展望と
学生の皆さんへメッセージ

第一三共(旧:第一三共プロファーマ)の長所には、福利厚生が充実していることもあげられます。住宅の家賃補助などはかなり手厚いと感じます。また、私の職場では休みを取りやすいことも大きなポイントです。資格を取ったり語学の勉強をしたりしたい人には会社から補助が出るなど、教育環境も整っています。
私は1年ほど前に結婚をして、将来的には子どもも考えています。今、私の職場でも多くの女性社員が子育てと両立して仕事をしているので、私も女性が働きやすい雰囲気を、先輩から後輩へ引き継いでいきたいと思っています。学生の皆さんには、人への理解や感謝の気持ちを忘れずに、就職活動をしていただけるといいなと思います。仕事は、一人で完結することはまずありません。周囲の人に感謝をし、お互いの状況を理解して助け合うことがとても大切です。最後までやり遂げる力を身につけて、相手からの信頼を得ることも重要です。皆さんと一緒にお仕事ができる日をお待ちしています。

ONEDAY SCHEDULE

一日のスケジュール

  • 8:30

    出社・メールチェック

  • 9:00

    製造に関する打ち合わせ

  • 11:00

    製造に使用する文書の作成

  • 12:00

    昼休憩

  • 13:00

    無菌室での現場作業

  • 15:00

    製造の指図書の作成

  • 17:15

    退社


Profile

2018 年入社。製剤生産技術部に所属し、1 年目は現場メインの業務を担当。2 年目からは、工場のラインを使って治験薬製造を行いながら、商用製造の技術移転に関する業務も行っている。