HUMAN RESOURCE DEVELOPMENT

人材育成への考え方

第一三共が求める人材

第一三共グループは、常にコンプライアンスを意識した行動ができ、
全体最適の視点をもったプロフェッショナル人材を求めています。

  1. 全体最適の視点
    • 広い視野から組織全体を俯瞰し、課題の本質を見極めたうえで組織としての成果の最大化を第一義として考えること。
    • 上記のために他者の考えや意見を尊重する姿勢を持って積極的に周囲と情報共有を行い、関係者との連携や後進への指導・助言を図りながら組織業績の向上に貢献できること。
  2. プロフェッショナル人材
    • 高い専門性をもって優れた成果を継続的に出し続けられる人。
    • 上記のために、一段高い目標への挑戦意欲を持ち、その達成に向けて主体的にPDCAサイクルを回しながら、掲げた目標を達成できる人。

第一三共の考える人材育成

仕事を通じた個人の成長(OJT=On-the-Job Training)を基本とし、
その中で各個人は自らを見つめて、Will・Can・Mustの3つの視点から
将来の自分の姿を捉え、描き、成長プランの具体性・実現性を高めていきます。

3つの視点
Will・Can・Must
Will 自分がやりたいことは何か?(動機・欲求・価値)
Can 自分にできることは何か?(経験・能力・スキル)
Musut 自分に求められていることは何か?(環境・期待・役割)
3つの重なり部分
実現性の高い自己実現の姿

社員の成長へのバックアップ

第一三共は「自己実現(キャリア形成)」 と「ビジネススキルアップ」の
2つの側面から社員の成長を支援しています。

  • 自己実現(キャリア形成)の支援
    自己成長申告制度
    毎年全ての社員が自らの現状とこれからの自己実現の姿を会社に申告
    担当変更・組織間異動・職種変更の展開
    幅広い視野や多様な業務への対応力を高めるための支援
  • ビジネススキルアップの支援
    グループ共通の研修
    自らのキャリアステージに応じた第一三共グループ合同での研修 階層別研修、マネージャー育成研修、選抜リーダー研修 など
    職種別の研修
    職能ごとに専門性を高める各部門の専門能力研修 各社職種ごとの研修、専門スキルや知識を習得するための研修、若手対象の階層別研修 など
    自己啓発支援
    社員一人ひとりの自己啓発を支援するための制度 ビジネス通信講座、公開セミナー、スキルアップ研修、英語力強化 など

バックアップ事例

キャリアセミナー

2019年度より手上げ式の「キャリアセミナー」を実施しています。直近では、社外講師をお招きし「~変化をチャンスに!自分らしいキャリアの歩み方~」をテーマにウェビナー形式のセミナーを実施しました。セミナー中のワークでは、自分が転機を乗り越えるために持っている力、今後を見据えた際に習得したい力を考え、言語化することに取り組みました。

推薦型グローバルスキル研修

2030年ビジョンである「サステナブルな社会の発展に貢献する先進的グローバルヘルスケアカンパニー」として、海外企業との協業や多文化プロジェクトのマネジメント品質を向上させるため、グローバル業務に従事する社員のグローバルスキル*を強化することを目的とした、推薦型グローバルスキル研修を実施しています。英語レベルや目的別に、Advance, Intermediate, Entry, Corporateの4つのプログラムを用意しています。

*本研修におけるグローバルスキルとは、文化が異なる人々と協業する際に、国際電話会議や海外で実施される会議等を通じ、 ともにwin-winな関係を築いた上でグローバル業務をリードし、望ましい結論を引き出せる力のこと。