各地で発生するさまざまな自然災害やパンデミック・緊急事態に対して、必要とされる支援を行っています。
東日本大震災復興支援活動
第一三共グループでは、公益財団法人オイスカが取り組む東日本大震災の長期復興支援策である宮城県名取市での海岸林再生プロジェクトの趣旨に賛同し、2012年から支援を行っており、2013年度からは社員ボランティアが植栽管理活動に参加しています。本プロジェクトは、2020年までクロマツ約50万本の育苗を行い、2033年まで100haの育林を行うことにより津波で失われた海岸林の再生を目指しています。
2020~2021年度は新型コロナウイルス感染症の影響で現地でのボランティア活動への参加はできませんでしたが、2022年度は活動を再開し38名が参加しました。
これまで236名の社員ボランティアが、この活動に参加しています。
2023年度は、80名の社員ボランティアが参加し、これまで316名のグループ社員が、本プロジェクトの活動に参加しています。
今後もクロマツを順調に成長させるためには、雑草除去、側溝掘り、間引き、間伐など、人の手を数多く要する地道な作業が長期間にわたり必要となります。第一三共グループは引き続き、経済的な支援に加え、全国から社員ボランティアを派遣し現地での作業に参加していきます。
公益財団法人オイスカ 東日本大震災復興 海岸林再生プロジェクト
クロマツに巻き付く葛の除去作業
ボランティア参加者
これまでのボランティア活動参加実績
ウクライナへの人道的支援
ウクライナ危機で被災したウクライナおよび周辺諸国の人々への人道支援を行っています。ユニセフに対し100万ドルの寄付を行うとともに、社員募金に会社から同額のマッチングギフトを加えた寄付を実施し、グループ各社も含めて、各国の業界団体やNGOを通じて会社や社員から寄付を行いました。
また、現地で必要とされる医薬品リストに基づき、当社の感染症治療薬を国連プロジェクトサービス機関(UNOPS)や現地NGOの協力・支援により被災地に届けました。
トルコ・シリア地震に対する支援
トルコおよびシリアで発生した地震で被災した方々に対する支援を行っています。特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォームに2,000万円の寄付を行うとともに、社員募金に会社から同額のマッチングギフトを加えた約700万円を追加拠出し、加えて、各国・地域の当社グループ会社においても、義捐金などを通じ被災者への支援を行っています。
また、駐日トルコ大使館および在トルコ日本大使館からの要請を受け、現地のニーズが高い医薬品リストに基づいて、当社医薬品である広範囲経口抗菌製剤「クラビット🄬錠500mg」、アドレナリン製剤「ボスミン🄬注1mg」、抗プラスミン剤「トランサミン🄬注5%」を現地に提供しました。
緊急支援
当社が実施したこれまでの緊急支援については、下記をご覧ください。
支援の概要(2011年度以降)
*マッチングギフトを含む