第一三共バイオテック(旧北里第一三共ワクチン)は、2018年3月までの5年間、ベトナムPOLYVAC*への「麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)製造技術移転プロジェクト」を独立行政法人国際協力機構(JICA)に協力して実施してきました。
この活動により、ベトナム国は輸入に頼ることなく、安全かつ信頼度の高いワクチンを自国で製造できるようになりました。
2018年3月にベトナムの国内で生産したMRワクチンが予防接種拡大計画に組み込まれ、ベトナムの子供たちへの接種が開始されました。近年では、成人を含めた流行に対しても、MRワクチンが活用されています。

現在もPOLYVACにて持続可能なワクチン製造を実現するための当社の支援体制を構築しており協力関係にあります。

本活動により、ベトナム国での感染症の蔓延防止に貢献し、国連のSDGsのひとつの目標に貢献しました。今後もSDGsの目標実現に向け、継続的に取り組んでいきます。

*ベトナムのワクチン公社であるワクチン・生物製剤研究・製造センター

  
  

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