タンザニアでは、公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン(以下、プラン)と協働し、医師不足や病院へのアクセスが悪いなどの医療インフラが未整備の地域に貢献するために、NGO、現地政府、地域社会と下図の協力体制にて移動診療サービスを行いました。本プロジェクトには当社の商業上の取引との利益相反のリスクはありませんが、継続的な現地訪問や定期レポートを通じ、活動を確認しています。

タンザニアプロジェクト実施体制

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当社は、乳幼児死亡率と妊産婦死亡率が高く、医療アクセス上の課題がある地域において、2011年から移動診療サービスを展開し、当該地域における乳幼児のワクチン接種率の向上および妊産婦健診の受診率の向上などに貢献してきました。なお、巡回医療活動で使用する移動診療車や体重計、血圧計、ワクチン運搬ケース、顕微鏡などの備品を、本プロジェクトを通じて供与しています。
2016年度からは、新たな活動地域として、タンザニアのキロンベロ県を選定しました。
プロジェクトの実施にあたっては、当社のパートナーであるプランを通じて、地域の行政機関や保健当局と協力し、地域のニーズに沿った優先課題を特定して実施しています。2017年2月にはキックオフセレモニーを開催しました。SDGsの目標3、特にターゲット3.2の新生児および5歳未満児の死亡率削減の達成に焦点をあてた活動として、乳幼児のワクチン接種率の向上や妊産婦健診の受診率の向上などに取り組んでいます。また、これらの活動を支えるために、活動をサポートできるコミュニティ保健員の育成にも注力しています。
取り組みにあたっては、評価項目を設定し、継続的に活動の進捗をモニタリングしています。なお、これらの活動はAccess Acceleratedにおけるイニシアティブとしても取り組んでいる活動です。

タンザニアの巡回医療イメージ

これまでの移動診療サービスに関する活動報告については、下記をご覧ください。

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