バイオロジクスユニット長 籔田 雅之
近年、製薬業界全体において「低分子からバイオへ」という潮流が強まっています。バイオ医薬品は、化学合成で製造していた低分子医薬品と異なり、遺伝子組換え技術を用いて細胞で生産します。このバイオ医薬品は、がん等の難治性疾患への治療効果が期待されています。 第一三共は現在、さまざまなバイオ医薬品の中でも、ADC(抗体薬物複合体*)というバイオ医薬品に注力しています。10年後には第一三共グループの事業の大部分を、ADCを初めとするバイオ医薬品が占めていることでしょう。こうした未来予測のもと、私たちバイオロジクスユニットは抗体技術に一層磨きをかけ、世界有数の抗体技術を持った会社へと発展することを目指しています。
遺伝子治療
第一三共のマルチモダリティ戦略
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