安全管理ユニット長 和田 憲刀
医薬品は、「高品質な医薬品」に「適正な情報の提供」が合わさってはじめて良い薬となります。また、どんなに有効性が優れた薬でも、副作用のリスクがないものはありません。 私たち安全管理ユニットは、開発段階から市販後までの製品ライフサイクルを通じて、患者さんの安全確保のために、安全性のモニタリングとリスクマネジメントの実行を図っています。具体的には、世界中から集めた、安全性情報を分析・評価し、リスクマネジメントに必要な情報をタイムリーに医療現場へ提供することで医薬品の適正使用を推進し、患者さんの安全性リスクの最小化に努めています。
私は、新薬の開発などに携わった後、長年にわたり安全管理業務に従事してきました。第5期中計を掲げ、第一三共という会社が大きく変わろうとしている今、安全管理ユニットもまたTransformationを一層加速していかねば、と想いを強くしています。実際に、ユニット全体で「変わらなければ」「もっと成長しなければ」という意識が高まっていることを実感しており、日々の業務を通じて、自ら考え変化に対応し行動できる人材を多く育てていくことが、リーダーとしての役目でもあると感じています。 第一三共のすべての製品に関して、高品質な安全性情報をタイムリーにお届けしていくこと。これにより世界中の患者さんの安全確保に貢献し、当社のパーパスの実現を図っていきたいと思います。
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安全管理ユニット長
サントリー株式会社に入社し、新薬の開発、日米のプロジェクトマネジメント、米国子会社の立ち上げ、事業企画等を担当。その後、当社でグローバルでの安全管理業務に従事。2015年に日本のメディカルアフェアーズ本部設立を企画推進。安全管理推進部長、安全管理調査部長を経て、2020年4月より現職。