Jan Van Ruymbeke, 第一三共ヨーロッパGmbH EUスペシャルティビジネスユニット長
2021年4月、第一三共は第5期中期(2021-2025年度)経営計画と2030年ビジョン「サステナブルな社会の発展に貢献する先進的グローバルヘルスケアカンパニー」を発表しました。 第一三共ヨーロッパGmbH CEO兼EUスペシャルティビジネスユニット長のJan Van Ruymbekeさんは、第5期中期経営計画中に第一三共ヨーロッパが患者さんに貢献するための重要な取り組みのひとつは、生活習慣病を中心とした「スペシャルティメディスン」領域の変革だと語ります。
Daiichi Sankyo Europeの "We Care For Every Heartbeat"キャンペーン We Care for Every Heartbeatのイメージビデオ(英語)はこちらから
私は、グローバルで「One DS Culture」の醸成に取り組めることを、大変嬉しく思っています。 新たに策定された3つの「Core Behaviors(行動様式)」によって、 第一三共の社員と経営陣の全員が共通した認識の下に行動できるようになります。 行動様式の一つ「Be Inclusive & Embrace Diversity(一人ひとりを個として大切にし、多様な視点を積極的に受け入れる)」は、私たち一人ひとりが、それぞれの属する様々な社会の代表でなければならないという私の信念と合致しています。 医療関係者も患者さんも多様です。ですから、私たちも一企業として多様であるべきです。それには、全ての社員を、その多様な視点も含めて大切にし、誰もがキャリア向上の機会を得られるようにしなければなりません。One DS Cultureの取り組みは、この考え方を反映し、かつ推進するものと考えています。
第5期中期経営計画、特に2030年ビジョンにおいては、事業目標だけでなく、地球環境の持続可能性や医薬品へのアクセスを含めた社会的課題に関する目標も掲げています。 第一三共ヨーロッパでも、例えば、ドイツのPfaffenhofen工場では、当社の長期目標「カーボンニュートラル」の実現に向け、すでに数多くの取り組みを実施しています。具体的には、太陽光エネルギーの導入、社外の人も利用可能な電気自動車用充電装置を備えた駐車場などが挙げられます。そして、今後さらに多くの取り組みが予定されています。 第一三共の2030年ビジョンは非常に壮大なものではあります。しかし、私はワンチーム(One Daiichi Sankyo)として進めていくことで、共にこのビジョンを実現していけると確信しています。
第一三共の中期経営計画
We Care for Every Heartbeat (第一三共ヨーロッパ)