当社の100%子会社である三共株式会社(社長、池上康弘 以下、三共)および三共の米国子会社であるDAIICHI SANKYO, INC.(ニュージャージー州、以下、DSI)は、血圧降下剤「Benicar®」(一般名:オルメサルタン メドキソミル)に関して米国食品医薬品局(FDA)に後発品申請を行ったマイラン社*に対し、三共が米国において保有するオルメサルタン メドキソミルの物質特許(以下、本件特許)に基づいて、米国ニュージャージー州連邦地方裁判所に特許侵害訴訟を提起しましたので、お知らせします。
三共およびDSIは、米国における本件特許が2016年4月まで有効であると確信しており、本件特許の保護のために万全な法的対応をはかってまいります。
「Benicar®」は、三共が独自に開発した新規のアンジオテンシンII受容体拮抗剤で、血圧調整を担うレニン-アンジオテンシン系に作用して血管収縮を抑制する高血圧治療剤として、世界35カ国以上で販売されています。
*注:
マイラン ファーマシューティカルズ インク(本社:ウエストバージニア州)およびその親会社マイラン ラボラトリーズ(本社:ペンシルバニア州)
以上