弊社の100%子会社である第一製薬株式会社(社長:森田清、以下「第一製薬」)と富士写真フイルム株式会社(社長:古森重隆、以下「富士フイルム」)は、第一製薬の子会社である株式会社第一ラジオアイソトープ研究所(社長:降矢朗行、以下「DRL」)の全株式を富士フイルムに譲渡することについて合意に達し、本日、株式譲渡契約を締結いたしましたので、お知らせします。株式譲渡日は、2006年10月2日を予定しております。
DRLは、放射性医薬品、および放射性標識化合物の研究、開発、製造、販売、輸出入などの事業を行い、業績は順調に推移しております。今後、富士フイルムが第一製薬の所有するDRLの全株式を譲り受け、DRLは同社の100%子会社となり、富士フイルムグループの一員として事業展開を図ります。富士フイルムグループにおいては、メディカル事業の中核を成す画像診断領域での貢献が期待されております。
弊社はこれまで医薬品事業に経営資源の集中を図るべく、非医薬品事業の見直しに取り組んでまいりました。今後も引き続き医薬品事業への集中を進め、2007年3月を目処に非医薬品事業のグループ外自立化を完了する予定であります。
なお、本件の2007年3月期以降の弊社業績への影響については、後日改めて開示いたします。
[株式会社第一ラジオアイソトープ研究所の概要] |
商号: |
株式会社第一ラジオアイソトープ研究所 |
代表取締役社長: |
降矢朗行 |
本社所在地: |
東京都中央区京橋一丁目17番10号 |
設立: |
1968年12月5日 |
資本金: |
1,400百万円 |
売上高: |
17,220百万円(2006年3月期) |
従業員数: |
420名(2006年3月31日現在) |
主要製品: |
脳イメージング剤(ニューロライト注射液第一、イオフェタミン(123I)注射液「第一」、ウルトラテクネカウ)、心イメージング剤(塩化タリウム-Tl201注射液、カーディオライト注射液第一、ミオMIBG-I123注射液)、骨・腫瘍イメージング剤(テクネMDP注射液、クエン酸ガリウム-Ga67注射液)、甲状腺疾患治療薬(ヨウ化ナトリウムカプセル)等 |