第一三共グループは2005年9月28日に第一三共株式会社を設立して以来、2007年4月の完全事業統合に向け順調に準備を進めております。
今般、2015年に向けた長期ビジョンを達成するための第一歩として、2007年度を起点とする3ヵ年の中期経営計画を策定いたしましたので、下記の通り概要をお知らせいたします。
記
1.中期経営計画(概要) |
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(1)コアメッセージ |
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①2015年ビジョンに向けた成長基盤の拡充 |
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②経営統合シナジーの最大化 |
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・新薬創出力の強化と研究開発パイプラインの充実 |
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・グループ全体の収益を牽引する国内営業体制の構築 |
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・オルメサルタン、レボフロキサシンなど主力製品の維持・拡大 |
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・要員適正化とグループ内機能子会社設立による業務運営効率向上 |
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③米国における営業力の大幅拡大(MR数2.5倍) |
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④2009年度目標:営業利益率25% 海外売上比率40%以上 |
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⑤積極的な株主還元 |
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⑥戦略的投資による事業拡大 |
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(2)数値目標(医薬品事業のみ) |
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2007年度 売上高8,200億円 営業利益1,570億円(営業利益率19.1%) |
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2009年度 売上高9,600億円 営業利益2,400億円(営業利益率25.0%) |
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(3)積極的な株主還元 |
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①中期方針 |
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・「総還元性向」目標 100% |
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⇒当期フリーキャッシュフローは、株主還元に充当(配当+自己株式取得) |
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・安定的な増配によるDOE5%の早期達成 |
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・自己株式取得は取締役会決議により機動的に実施 |
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②計数目標 |
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・DOE(純資産配当率)5%以上(2006年度見込み 3.5%) |
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2.2015年ビジョン(概要) |
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(1)基本ビジョン |
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・ グローバル創薬型企業(Global Pharma Innovator)の実現 |
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(2)計数目標 |
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・ 売上高 :1兆5,000億円 |
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・ 営業利益率 :25%以上 |
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・ 海外売上比率 :60%以上 |
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(3)研究開発における重点疾患 |
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・ 「血栓症」「糖尿病」「癌」「自己免疫疾患/関節リウマチ」各領域でグローバルトップクラスのパイプライン構築 |
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なお、詳細につきましてはPDF版をご参照願います。 |
以上