第一三共株式会社(以下「第一三共」)は、2008年8月16日から2008年9月4日までRanbaxy Laboratories Limited(本社:インド共和国デリー市、ボンベイ証券取引所及びナショナル証券取引所上場。以下「Ranbaxy」)の普通株式の取得を目的とする 公開買付け(以下「本公開買付け」)を実施しておりましたが、本公開買付けの支払いが終了いたしましたので、下記のとおり本公開買付けの結果についてお知 らせいたします。
記 1.買付け等の概要
(1)買付け等の期間
インド共和国時間2008年8月16日から2008年9月4日まで(20日間)
(2)買付け等を行う株券等の種類
普通株式
(3)買付け等の価格
1株につき737インドルピー(以下「ルピー」)
2.買付け等の結果
(1)応募の状況
買付予定の株券等の数(上限) 92,519,126株(20%)
買付株券等の数 92,519,126株(20%)
括弧内には、完全希薄化後発行済株式数に対する割合を記載しております。完全希薄化後発行済株式数の算出にあたっては、転換社債、従業員ストックオプション、下記第三者割当増資を含み、下記新株予約権を除いております。
(2)買付け等に要する資金 68,186百万ルピー(170,466百万円、1ルピー2.5円換算)
「買付け等に要する資金」には、買付株券等の数(92,519,126株)に1株当たりの買付価格(737ルピー)を乗じた金額を記載しております。
また、第一三共は、インド証券取引委員会規程(the Securities and Exchange Board of India
(Substantial Acquisition of Shares and Takeovers)Regulations,1997におけるRegulation 22(12)およびその修正条項)に定めるところにより、公開買付け期間満了より15日(2008年9月19日)を超えて対価支払が遅延する場合、買付の 対象となるRanbaxy株主に対して利子を払うことに同意しており、インド証券取引委員会の指示に基づき、上記金額に加え当該Ranbaxy株主に対し 利子を支払っております。
第一三共は、2008年6月11日、Ranbaxyの議決権総数に占める第一三共の議決権保有割合が50.1%以上となることを目的とする一連の取引(以下「本取引」)に関する契約を締結いたしました。
本取引においては、今般終了した本公開買付けに加え、今後創業家一族からの取得、Ranbaxyからの第三者割当増資の引受け及び新株予約権の引受けを予定しており、今後も手続きの進捗状況については、適宜お知らせしてまいります。
(ご参考:本取引の概要)
・公開買付けによる取得 92,519,126株
・創業家一族からの取得 129,934,134株
・第三者割当増資の引受けによる取得 46,258,063株
・新株予約権の引受け 23,834,333株相当(行使価格総額の10%を払込み)
<ご注意>
このプレスリリースは、第一三共によるRanbaxyに対する公開買付けの結果を一般に公表するためのものであり、Ranbaxyの株式を保有している投資家に対する売付け等の申込みの勧誘又は買付け等の申込みを目的として作成されたものではありません。
このプレスリリースには、第一三共がRanbaxy株式を取得した場合にかかる将来の見通しについて、現在における第一三共の経営陣の考え方に基づき記 載されています。しかし、実際の結果は多くの要因の影響を受けるため、記載された見通しから大きく乖離する可能性があります。