第一三共株式会社(以下「第一三共」)は、2008年6月11日、Ranbaxy Laboratories Limited(本社:インド共和国デリー市、ボンベイ証券取引所及びナショナル証券取引所上場。以下「Ranbaxy」)の議決権総数に占める第一三共 の議決権保有割合が50.1%以上となることを目的とする一連の取引(以下「本取引」)に関する契約を締結いたしました。
2008年10月17日に結果を公表した公開買付けに加え、第三者割当増資・新株予約権の引受け及び創業家一族からの取得により、Ranbaxyの議決 権総数に占める第一三共の保有割合が52.5%(転換社債、従業員ストックオプションを含み、新株予約権を除く完全希薄化後発行済株式の47.7%)とな りましたので、お知らせいたします。
本取引の実施によりRanbaxyは第一三共の連結子会社となります。本取引による第一三共の2008年度の業績に与える影響等につきましては、改めて お知らせいたします。なお、Ranbaxyは本取引終了後もボンベイ証券取引所及びナショナル証券取引所での上場を継続する予定です。
本取引の概要
本取引の取得価格は、Ranbaxy株式1株あたり737インドルピー(以下「ルピー」)であり、それぞれの取得内容は以下の通りです。

*1 取得割合の前提となる株式数は以下の通りです。
‐希薄化前:420,369,753株(第三者割当増資後発行済株式)
‐希薄化後:462,595,629株(転換社債、従業員ストックオプションを含み、新株予約権を除く完全希薄化後発行済株式)
*2創業家一族からの残りの株式(48,020,900株(予定))の取得についても2008年中に終了する予定です。
<ご注意>
このプレスリリースは、第一三共によるRanbaxyに対する公開買付け等による株式の取得結果を一般に公表するためのものであり、Ranbaxyの株 式を保有している投資家に対する売付け等の申込みの勧誘又は買付け等の申込みを目的として作成されたものではありません。
このプレスリリースには、第一三共がRanbaxy株式を取得した場合にかかる将来の見通しについて、現在における第一三共の経営陣の考え方に基づき記 載されています。しかし、実際の結果は多くの要因の影響を受けるため、記載された見通しから大きく乖離する可能性があります。