第一三共株式会社(本社:東京都中央区、以下「当社」)は、AMG 162(一般名:デノスマブ(遺伝子組換え)、以下「デノスマブ」)の癌骨転移による骨病変に対する国内製造販売承認申請を行いましたのでお知らせいたします。
デノスマブはRANKリガンド(破骨細胞の形成・活性化に必須の蛋白質)を標的とする世界初の完全ヒト型モノクローナル抗体です。当社は、2007年に本抗体を創製したアムジェン社から日本国内での開発・販売権を取得し、開発を進めておりました。また、今回の申請に加え、骨粗鬆症の治療薬としても国内第Ⅲ相臨床試験を実施しております。
当社は、デノスマブが、治療の選択肢の少ない癌骨転移による骨病変に新たな治療機会を提供することにより、患者さんやご家族、医療関係者の皆様に貢献できるものと期待しております。