第一三共株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:中山讓治、以下「第一三共」)とアストラゼネカ株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:ポール・ハドソン、以下「アストラゼネカ」)は、第一三共が多発性骨髄腫による骨病変及び固形癌骨転移による骨病変の治療薬ランマークⓇ皮下注120mg (一般名:デノスマブ(遺伝子組換え))の国内製造販売承認を取得しましたことをお知らせいたします。
デノスマブはRANKリガンド(破骨細胞の形成、機能及び生存に必須の蛋白質)を標的とする世界初のヒト型モノクローナル抗体で、第一三共が2007年に本抗体を創製したAmgen Inc.(米国)から日本国内での開発・販売権を取得し、開発を進めてきました。
第一三共とアストラゼネカは、2011年5月24日に日本におけるランマークのコ・プロモーションについて契約を締結しています。
両社は、ランマークが、治療の選択肢の少ない多発性骨髄腫による骨病変及び固形癌骨転移による骨病変に新たな治療機会を提供することにより、患者さんやご家族、医療関係者の皆様に貢献できるものと期待しています。
製品概要
販売名
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ランマークⓇ皮下注120mg
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一般名(JAN)
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デノスマブ(遺伝子組換え)
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効能・効果
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多発性骨髄腫による骨病変及び固形癌骨転移による骨病変
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用法・用量
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通常、成人にはデノスマブ(遺伝子組換え)として120mgを4週間に
1回、皮下投与する。
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製造販売承認日
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2012年1月18日
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製造販売元
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第一三共株式会社
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プロモーション提携
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アストラゼネカ株式会社
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提携
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Amgen Inc.
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