第一三共株式会社(本社:東京都中央区、以下「第一三共」)と、主要子会社であるランバクシー・ラボラトリーズ社(本社:インド共和国ハリヤナ州グルガオン地区、以下「ランバクシー」)は、ベネズエラにおいて、ランバクシーの製品を、第一三共の子会社である第一三共ベネズエラ S.A.(所在地:ベネズエラ・ボリバル共和国、カラカス、以下「第一三共ベネズエラ」)を通じて、販売していくことといたしましたので、お知らせいたします。
これまで、ランバクシーは、ベネズエラにおけるランバクシー製品を、現地代理店を通じて販売しておりましたが、今後は、第一三共ベネズエラが販売してまいります。販売開始に先立ち、第一三共ベネズエラは、ランバクシー製品の販促活動を、今月より開始しております。
ベネズエラの医療用医薬品市場は、ラテンアメリカにおいて3番目の規模を誇ります。第一三共は、他の日系製薬企業に先駆け、ベネズエラ市場に進出し、第一三共の最主力製品である高血圧症治療剤オルメサルタン(一般名:オルメサルタンメドキソミル、日本製品名:オルメテックⓇ)などの自社創製イノベーティブ医薬品を中心にこれまでプレゼンスを築いてまいりました。今後は、このたびのランバクシー製品の拡大にも注力し、イノベーティブ医薬品、エスタブリッシュト医薬品の両輪で、ハイブリッドビジネスを推進することで、ベネズエラにおいて更なるプレゼンス向上を目指します。
≪参考≫
第一三共ベネズエラ S.A.の概要
・設立:1973年
・社長:Rubén Osorio
・社員数:174人(2012年3月末現在)
・売上高:42億円(2011年度)
・主要製品:BenicarⓇフランチャイズ、LoxoninⓇ、MevalotinⓇなど