2013年01月08日
研究開発情報

各位

会社名 第一三共株式会社
代表者 代表取締役社長 中山 讓治
(コード番号 4568 東証・大証・名証各第1部)
問合せ先 執行役員コーポレートコミュニケーション部長 石田 憲昭
TEL 報道関係者の皆様 03-6225-1126
株式市場関係者の皆様 03-6225-1125

Amplimmune Inc.との自己免疫疾患を対象としたAMP-110に関する共同研究開発について

第一三共株式会社(本社:東京都中央区、以下「当社」)は、このたび、Amplimmune, Inc.(本社:米国、メリーランド州、非上場、以下「Amplimmune社」)とのAMP-110に関する共同研究開発・オプション契約を締結しまし たのでお知らせします。AMP-110は、自己免疫疾患を対象としたB7-H4融合バイオ医薬品であり、炎症性T細胞の分化を抑制する新規性の高い作用機 序を有するファーストインクラスの薬剤になることが期待されています。

 

本契約により、当社はAMP-110のグローバルにおける臨床開発、製造および販売に関する独占的オプション権を取得し、第2相臨床試験 (Proof of Concept 試験、以下「POC試験」)終了時にオプション権の行使を判断します。本契約に基づき、Amplimmune社は当社と合意した臨床試験計画に従いPOC 試験終了までの開発を担当します。なお、臨床試験の開始は2013年上半期を予定しています。また、当社とAmplimmune社は、バイオマーカー探索 等を含むAMP-110に関する基礎研究を共同で実施します。

 

当社はAmplimmune社へ、契約一時金に加え、POC試験終了までの研究開発費用等を含む総額$50M以上を順次支払います。また、オプション権行使時に費用を支払います。

 

当社は、研究の重点領域として、「循環代謝」および「癌」に加え、従来の疾患領域の枠組みにとらわれない「新規カテゴリー」にチャレンジしており、ファーストインクラスの創薬を強化しております。

 

 

(参考)

 <Amplimmune, Inc.の概要>

1.代表者      : Michael Richman, 社長兼CEO

2.本社        : 米国 メリーランド州

3.設立        : 2007年

4.事業内容  : B7ファミリー蛋白質の医薬品応用を目指すバイオベンチャー

5.従業員数  : 29名(2012年12月現在)

6.Webサイト   :  http://www.amplimmune.com/ 

 

 

 

本資料は、英語で発表したプレスリリースを日本語に翻訳し、再編集したものです。本資料の正式言語は英語であり、内容および解釈については英語が優先されますことをご了承ください。本資料の原文(英語版)はhttps://www.daiichisankyo.com/でご確認いただくことができます。

以上

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