第一三共株式会社(本社:東京都中央区)の関連財団法人である公益財団法人 臨床薬理研究振興財団(*)(東京都中央区、理事長:森田清)では、財団が贈呈した研究奨励金によって研究し、その後提出された研究報告書の中から、革新的で且つ今後更なる発展が期待できる優れた研究報告を「臨床薬理研究振興財団 研究大賞」として表彰しております。
この度、第6回(2013年度)臨床薬理研究振興財団 研究大賞が、別紙のとおり決定しましたのでお知らせします。
本研究大賞の授与が、適正な薬物療法の確立を担う若手臨床薬理研究者のモチベーション向上や、新しい科学技術の開発そして応用につながることを期待しています。なお、表彰式並びに研究発表会は、2013年11月5日 クラブ関東(東京丸の内)にて行う予定です。
以 上
*当財団は、「臨床薬理学の普及と臨床薬理研究者の育成」を使命に掲げ、1975年の設立以来、臨床薬理に関する研究に対して各種助成事業(研究助成、海外留学助成、国際共同研究助成等)を行っております。
(別紙)
第6回 臨床薬理研究振興財団 研究大賞 受賞者
(敬称略、50音順 )
氏 名
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所属機関
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研究テーマ
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石井 祐次
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九州大学大学院薬学研究院 分子衛生薬学分野
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薬物応答に関する個体差の新たな機構: CYP3A4と
UGTの相互作用によるCYP3A4機能変動
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杉本 光繁
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浜松医科大学 第一内科
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Helicobacter pylori除菌療法における個別化療法の有用性
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惣宇利 正善
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山形大学医学部 分子病態学
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活性化凝固第X因子の新しい制御因子である
プロテインZシステムの生体内動態
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古川 宏
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国立病院機構相模原病院 臨床研究センター
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関節リウマチにおける薬物誘発性間質性肺病変に関わる
遺伝子の探索
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水口 裕之
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大阪大学大学院薬学研究科 分子生物学分野
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ヒトES/iPS細胞由来成熟肝細胞の創出と薬物
誘発性肝障害予測への応用
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以 上