第一三共株式会社(本社:東京都中央区、以下「第一三共」)の連結子会社であるランバクシー・ラボラトリーズ(本社:インド共和国ハリヤナ州グルガオン地区、以下「ランバクシー」)は、インド国内のトアンサ工場ならびにデワス工場で製造された原薬の出荷の一時的な停止について発表いたしましたのでお知らせします。
トアンサ工場で製造された原薬の米国向け出荷停止については、既に1月24日にお知らせしておりますが、今回のトアンサ工場およびデワス工場の原薬のさらなる出荷停止は、製造工程や品質管理体制をより一層評価、検証するためのランバクシーの自主的な判断に基づくものです。今後、ランバクシーは、社内調査にて問題がないことを再確認した後、出荷を再開する予定です。なお、ランバクシーは、本年2月より、ランバクシー取締役会の下部組織として、「Quality & Integrity委員会」を設置し、全社的なガバナンスの強化に取り組んでおります。
第一三共は、今回のランバクシーの出荷停止により、関係者の皆様にさらなるご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。第一三共は、ランバクシーが極めて重要なグループ会社の一つであると認識しており、同社の品質改善への取組みに対し、引き続き全力で支援して参ります。
本件に伴う今後の進捗ならびに第一三共の連結業績に与える影響につきましては、詳細が判明次第、順次お知らせいたします。
以 上