第一三共株式会社(本社:東京都中央区)の関連財団法人である公益財団法人 臨床薬理研究振興財団(*)(東京都中央区、理事長:森田清)では、財団が贈呈した研究奨励金によって研究し、その後提出された研究報告書の中から、革新的で且つ今後更なる発展が期待できる優れた研究報告を「臨床薬理研究振興財団 研究大賞」として表彰しております。
この度、第8回(2015年度)臨床薬理研究振興財団 研究大賞が、別紙のとおり決定しましたのでお知らせします。
本研究大賞の授与が、適正な薬物療法の確立を担う若手臨床薬理研究者のモチベーション向上や、新しい科学技術の開発そして応用につながることを期待しています。なお、表彰式並びに研究発表会は、2016年2月10日 経団連会館(大手町)にて行う予定です。
*当財団は、「臨床薬理学の普及と臨床薬理研究者の育成」を使命に掲げ、1975年の設立以来、臨床薬理に関する研究に対して各種助成事業(研究助成、海外留学助成等)を行っております。
(別紙)
第8回 臨床薬理研究振興財団 研究大賞 受賞者
(敬称略、50音順 )
氏 名
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所属機関
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研究テーマ
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井上 治久
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京都大学iPS細胞研究所 増殖分化機構研究部門 幹細胞医学 JST CREST
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iPS細胞を用いた既存薬再評価による 神経変性疾患新規創薬標的の同定
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窪田 泰江
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名古屋市立大学大学院 医学研究科 腎・泌尿器科学分野
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過活動膀胱におけるSCF-Kitシグナル伝達系の 機能解析と分子標的治療薬の開発
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櫻井 文教
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大阪大学大学院 薬学研究科 分子生物学分野
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遺伝子組換えアデノウイルスを利用した 末梢循環腫瘍細胞検出法の開発と臨床応用
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澤田 直樹
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東京医科歯科大学 分子内分泌代謝学 (現:シカゴ大学)
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血管内皮PGC-1aは糖尿病による血管障害の 原因分子である
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細畑 圭子
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自治医科大学医学部 薬理学講座 臨床薬理学部門
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薬物性腎障害の早期検出尿中バイオマーカーの 臨床評価
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以 上