第一三共株式会社(本社:東京都中央区)の関連財団法人である公益財団法人 臨床薬理研究振興財団*(東京都中央区、理事長:中山讓治)では、財団が贈呈した研究奨励金によって研究し、その後提出された研究報告書の中から、革新的で且つ今後更なる発展が期待できる優れた研究報告を「臨床薬理研究振興財団 研究大賞」として表彰しております。
この度、第9回(2016年度)臨床薬理研究振興財団 研究大賞が、別紙のとおり決定しましたのでお知らせいたします。
本研究大賞の授与が、適正な薬物療法の確立を担う若手臨床薬理研究者のモチベーション向上や、新しい科学技術の開発そして応用につながることを期待しています。なお、表彰式並びに研究発表会は、2016年11月15日 経団連会館(大手町)にて行う予定です。
*当財団は、「臨床薬理学の普及と臨床薬理研究者の育成」を使命に掲げ、1975年の設立以来、臨床薬理に関する研究に対して各種助成事業(研究助成、海外留学助成等)を行っております。
(別紙)
第9回 臨床薬理研究振興財団 研究大賞 受賞者
(敬称略、50音順 )
氏 名
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所属機関
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研究テーマ
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牛島健太郎
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自治医科大学医学部 薬理学講座臨床薬理学部門
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MTX治療反応性の予測マーカーとしての 赤血球中MTXポリグルタメートの有用性の検討
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前佛 均
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札幌医科大学 (現 国立がん研究センター研究所)
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Genotype情報を用いた乳がんオーダーメイド 内分泌治療のための多施設共同前向き臨床研究
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藤 秀人
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富山大学大学院 医学薬学研究部(薬学) 医療薬学研究室
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メトトレキサートの抗リウマチ効果向上を指向したトランスレーショナルリサーチ
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野尻 崇
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国立循環器病研究センター研究所 生化学部
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ANPの血管保護作用による癌転移抑制効果の発見
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吉原 達也
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九州大学大学院 医学研究院 臨床薬理学分野
(現 医療法人 相生会 福岡みらい病院 臨床研究センター)
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アトルバスタチンの硝酸薬投与後血管内皮機能 改善効果に及ぼすALDH2*2の影響
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以 上