第一三共株式会社(本社:東京都中央区、以下「当社」)は、持続性癌疼痛治療剤オキシコドン徐放性製剤の後発医薬品であるオキシコドン徐放錠5mg・10㎎・20mg・40㎎「第一三共」(製造販売承認取得日:2016年8月15日、薬価基準収載日:2016年12月9日)を本日、新発売しましたので、
お知らせいたします。
オキシコドン徐放錠は、中等度から高度の疼痛を伴う各種癌に使用されるオピオイド鎮痛薬で、オキシコドン徐放性製剤の後発医薬品としては初めての錠剤です。また、原薬から製剤化までを国内グループ会社の第一三共プロファーマ株式会社(製造販売元)で一貫生産しており、当社のGWATab®技術*を利用しています。
当社は、本剤によって、患者さんや医療関係者の皆様に新たな治療の選択肢を提供し、より一層医療に貢献してまいります。
<製品概要>
製品名
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薬効分類名
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先発品名
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オキシコドン徐放錠5mg 「第一三共」
オキシコドン徐放錠10mg「第一三共」
オキシコドン徐放錠20mg「第一三共」
オキシコドン徐放錠40mg「第一三共」
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持続性癌疼痛治療剤
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オキシコンチンⓇ錠5mg
オキシコンチンⓇ錠10mg
オキシコンチンⓇ錠20mg
オキシコンチンⓇ錠40mg
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* GWATab®(ジワッタブ)技術:Gelling WAter soluble polymer matrix Tablet
原薬と水溶性高分子を組み合わせ、投薬後、消化管の広範囲で薬物を放出させることで薬効の持続性が期待できる当社の独自技術
第一三共の医療用麻薬製品について
当社は、医療用麻薬製品によってがん患者さんの生涯にわたるトータルケアに貢献してまいります。
医療用麻薬製品のラインアップを揃えることは、がん疼痛に苦しむ患者さんの痛みを和らげることによりQOLを高め、がんと共に生きることをサポートすることにつながると考えます。
日本では、未承認薬の強オピオイドであるヒドロモルフォン塩酸塩の即放性製剤、徐放性製剤および注射剤について申請中です。また、オキシコドンの即放性製剤については2017年2月に承認を取得し、現在上市準備中です。
以 上