第一三共株式会社(本社:東京都中央区、以下「当社」)は、平成29年3月期通期の連結業績予想の修正および平成30年3月期通期の連結業績予想について、以下のとおりお知らせいたします。
1.平成29年3月期通期連結業績予想の修正(平成28年4月1日~平成29年3月31日)
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売上収益
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営業利益
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税引前利益
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親会社の所有者
に帰属する
当期利益
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基本的
1株当たり
当期利益
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前回発表予想(A)*
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百万円
950,000
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百万円
110,000
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百万円
110,000
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百万円
70,000
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円 銭
105.56
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今回修正予想(B)
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950,000
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89,000
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88,000
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53,000
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78.94
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増減額(B-A)
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0
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△21,000
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△22,000
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△17,000
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-
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増減率(%)
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0.0
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△19.1
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△20.0
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△24.3
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-
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(ご参考)前期実績
(平成28年3月期)
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986,446
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130,412
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122,388
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82,282
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119.37
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*平成29年1月31日公表値
<修正の理由>
営業利益は、連結子会社の北里第一三共ワクチン株式会社が保有する有形固定資産並びに無形資産の減損損失219億円が見込まれることに加え、米国オルメサルタンの売上収益が想定を下回る見込みであるため、前回予想値を210億円下回る890億円となる見込みです。
営業利益の減益を受け、税引前利益は前回予想値を220億円下回る880億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は前回予想値を170億円下回る530億円となる見込みです。
2.平成30年3月期通期連結業績予想(平成29年4月1日~平成30年3月31日)
平成28年3月31日に公表しました第4期中期経営計画(平成28年4月~平成33年3月の5ヵ年)の業績目標は、平成30年3月期通期が売上収益9,400億円、営業利益1,000億円、そして平成33年3月期通期は売上収益1兆1,000億円、営業利益1,650億円といたしております。今回、第4期中期経営計画の初年度である平成29年3月期通期の業績予想を下方修正いたしましたが、一過性の要因によるものであり、第4期中期経営計画における今後の業績目標に影響するものではございません。
そのため、平成30年3月期通期の連結業績予想について、以下のとおりお知らせすることといたしました。
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売上収益
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営業利益
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税引前利益
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親会社の所有者
に帰属する
当期利益
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基本的
1株当たり
当期利益
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通期
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百万円
930,000
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百万円
100,000
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百万円
100,000
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百万円
66,000
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円 銭
99.51
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売上収益は、国内外におけるエドキサバンの急速な拡大、国内主力製品の持続的な成長、米国ルイトポルド社のインジェクタファーの伸長を図ってまいりますが、オルメサルタンの特許期間満了の影響が本格化することから、9,300億円を見込んでおります。
営業利益は、前期には一過性の減益特殊要因が含まれていたこと、事業運営体制の最適化による利益創出力強化の効果及び継続的な経費削減によって、1,000億円を見込んでおります。
なお、為替レートは1米ドル110円、1ユーロ120円を前提としております(平成28年3月31日に公表した第4期中期経営計画の為替レートは1米ドル120円、1ユーロ130円を前提としております)。
以 上