第一三共株式会社(本社:東京都中央区)の関連財団法人である公益財団法人 臨床薬理研究振興財団*(東京都中央区、理事長:中山讓治)では、財団が贈呈した研究奨励金によって研究し、その後提出された研究報告書の中から、革新的で且つ今後更なる発展が期待できる優れた研究報告を「臨床薬理研究振興財団 研究大賞」として表彰しております。
この度、第10回(2017年度)臨床薬理研究振興財団 研究大賞が、別紙のとおり決定しましたのでお知らせいたします。
本研究大賞の授与が、新たな薬物療法の確立を担う若手臨床薬理研究者のモチベーション向上や、新しい科学技術の開発そして応用につながることを期待しています。なお、表彰式並びに研究発表会は、2017年11月21日 経団連会館(大手町)にて行う予定です。
以 上
*当財団は、「臨床薬理学の普及と臨床薬理研究者の育成」を使命に掲げ、1975年の設立以来、臨床薬理に関する研究に対して各種助成事業(研究助成、海外留学助成等)を行っております。
(別紙)
第10回 臨床薬理研究振興財団 研究大賞 受賞者
(敬称略、50音順 )
氏 名
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所属機関
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研究テーマ
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岡村 信行
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東北大学大学院 医学系研究科 機能薬理学分野 (現 東北医科薬科大学 医学部 薬理学教室)
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認知症治療薬開発のための画像バイオマーカーの 臨床評価
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齊藤 公亮
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国立医薬品食品衛生研究所 医薬安全科学部
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薬剤性間質性肺炎の責任遺伝子探索と関連性解析
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土居 雅夫
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京都大学大学院薬学研究科 医薬創成情報科学専攻 システムバイオロジー分野
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酵素サブタイプによる新しい原発性 アルドステロン症の病理鑑別診断
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西村 智
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自治医科大学分子病態治療研究センター 分子病態研究部
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生体イメージングによる抗血小板薬 治療モニタリング手法の確立
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山下 万貴子
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国立がん研究センター研究所 臨床薬理部門 (現: 国立がん研究センター中央病院 先端医療科)
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抗体医薬適用患者免疫モニタリング法の確立と その臨床応用に関する研究
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