第一三共株式会社(本社:東京都中央区、以下「当社」)は、過年度の税務処理に係る税金負債の取崩しにあたり、税金関連費用を戻入れることとなりましたので、お知らせいたします。
1.当該事象の内容
当社は、2016年3月期において、当社グループの事業再編に係る税務処理について、税務上の不確実性に対する引当を税金負債として計上しましたが、当該事業年度を対象とする税務調査が終了し、当社の税務処理が確定したため、税金負債を取崩すことといたしました。その結果、2019年3月期の個別決算(日本基準)において、販売費及び一般管理費△23億円(営業利益の増加)を計上するとともに、過年度法人税等△538億円及び法人税等調整額△149億円(当期純利益の増加)を計上いたします。
2.当該事象の連結業績に与える影響額
2019年3月期連結決算(国際会計基準)において、本件に係る法人所得税費用はその他の包括利益に計上されるため、当期包括利益が増加いたしますが、当該事象の親会社の所有者に帰属する当期利益への影響は軽微であります。
以上