第一三共株式会社(本社:東京都中央区、以下「第一三共」)とグラクソ・スミスクライン株式会社(本社:東京都港区、以下「GSK」)は、第一三共およびGSKの合弁会社であるジャパンワクチン株式会社(本社:東京都千代田区、以下「ジャパンワクチン」)を解散することに合意しましたので、お知らせいたします。
ジャパンワクチンは、第一三共とGSKの強みを融合することにより、国内における予防ワクチンの開発と普及を通じた医療への貢献を目指し、両社の合弁会社として2012年4月に設立されました。以来、小児ワクチンを中心に感染症予防ワクチンの普及において一定の成果を得ることができ、この間日本のワクチン市場環境も改善しました。しかしながら、事業環境の変化を鑑み、両社は、それぞれの事業を通じてワクチンの普及を図ることが最善と判断し、今般ジャパンワクチンを解散するという結論に至りました。
今後は第一三共とGSKがそれぞれのワクチン事業を強化することによって日本の公衆衛生に貢献してまいります。ジャパンワクチンが現在販売している製品については、第一三共またはGSKが安定的に供給してまいります。
解散の時期や両社へのビジネス移管に関する詳細については、決定次第、改めてお知らせいたします。
(ご参考)
ジャパンワクチンの概要
(1)商号
|
ジャパンワクチン株式会社
|
(2)本店所在地
|
東京都千代田区四番町6 東急番町ビル
|
(3)代表者の役職・氏名
|
代表取締役会長 兼 共同CEO 平井 久晴
代表取締役社長 兼 共同CEO 寺野 伸一
|
(4)事業内容
|
日本国内における予防ワクチンの臨床開発、マーケティングならびに営業活動
|
(5)資本金
|
1億円
|
(6)出資比率
|
第一三共株式会社:50%
グラクソ・スミスクライン株式会社:50%
|
(7)営業開始年月日
|
2012年7月2日
|
(8)従業員数
|
約270名 (2018年4月現在)
|