第一三共株式会社(本社:東京都中央区、以下「当社」)は、当社およびグラクソ・スミスクライン株式会社(本社:東京都港区、以下「GSK」)の合弁会社であるジャパンワクチン株式会社(本社:東京都千代田区、以下「ジャパンワクチン」)の解散について2018年11月14日に公表しましたが、今般、ジャパンワクチンの解散時期および製品の取扱い等についてGSKと合意しましたので、お知らせいたします。
1.解散時期
2019年4月1日付で、ジャパンワクチンの事業(一部機能を除く)を当社およびGSKそれぞれに譲渡します。なお、2019年4月1日以降、ジャパンワクチンはすべての規制上の手続きが完了するまで存続し、その後解散します。
2.製品の取扱い
ジャパンワクチンの製品のうち、以下の製品については、2019年4月1日以降、当社が販売および販売促進活動を行います。
<製品一覧>
販売名
|
おたふくかぜ生ワクチン「北里第一三共」
|
乾燥弱毒生風しんワクチン「北里第一三共」
|
はしか風しん混合生ワクチン「北里第一三共」
|
インフルエンザHAワクチン「北里第一三共」シリンジ0.25mL・0.5mL
|
インフルエンザHAワクチン「北里第一三共」1mL
|
スクエアキッズ®皮下注シリンジ※
|
沈降ジフテリア破傷風混合トキソイド「北里第一三共」
|
沈降破傷風トキソイド「北里第一三共」シリンジ
|
※百日せき、ジフテリア、破傷風、ポリオの4種混合ワクチン
なお、ジャパンワクチンがGSKに譲渡するロタリックス®(ロタウイルスワクチン)については、2019年4月1日以降も一定期間、当社が卸への流通を継続する予定です。
3.開発品の取扱い
ジャパンワクチンが開発中のVN-0102(麻しんおたふくかぜ風しん混合ワクチン)は、2019年4月1日以降は、GSKからの支援のもと、当社が単独で開発を行い、一日でも早い承認取得を目指します。
当社は、今後もGSKとの協力関係を継続し、ワクチンを含む医薬品の製造と供給を通じて、公衆衛生の向上を図るとともに、疾病の予防と治療に貢献し国民の健康に寄与してまいります。
以上