○○ 様
カラリと乾燥して気持ちがいい秋の空気。1立方メートルの水分量で見ると、真夏が約20gなのに比べ、10月は約10gと、真夏の半分に落ちています。日差しはまだ強く、日中は気温が上がるので、布団干しも2~3時間程度で、ふかふかとした感触が戻ってきます。ただ午後2時を境に、夕方になるにつれて湿度が高くなるので、早めに取り込むのがよいようです。
さて今号では本日発表になりました第2四半期決算についてお知らせします。
INDEX──────────────────────────────────
【01】:2015年度(2016年3月期) 第2四半期決算の概要
【02】:ニュースリリース ピックアップ
【03】:第一三共からのお知らせ
【04】:皆様からの声
───────────────────────────2015年10月30日号─
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【01】:2015年度(2016年3月期) 第2四半期決算の概要
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◆10月30日(金)13時に第2四半期決算を発表しました。
【連結業績】
2014年度 2015年度
第2四半期累計 第2四半期累計 増減率
売上収益 4,296億円 4,788億円 +11.4%
営業利益 602億円 970億円 +61.0%
税引前四半期利益 622億円 908億円 +46.1%
親会社の所有者に帰属する四半期利益 503億円 707億円 +40.5%
「売上収益」は、492億円増収の4,788億円(前年同期比11.4%増)となりました。日本・米国・アジア・中南米における主力品の伸長及び為替の寄与(約238億円)等により、増収となりました。
「営業利益」は、368億円増益の970億円(前年同期比61.0%増)となりました。売上総利益の増加に加え、販売費及び一般管理費の減少等により、増益となりました。
「税引前四半期利益」は、286億円増益の908億円(前年同期比46.1%増)となりました。サン・ファーマ株式売却手数料の支払等に伴う金融費用の増加により、営業利益の増益幅よりも小幅な増益となりました。
「親会社の所有者に帰属する四半期利益」は、204億円増益の707億円(前年同期比40.5%増)となりました。法人所得税費用の減少があったものの、前年同期は非継続事業からの四半期利益を含んでいたため、税引前四半期利益の増益幅よりも小幅な増益となりました。
【2015年度(2016年3月期)の業績予想の修正】
前回発表予想 今回発表予想 増減額
売上収益 9,500億円 9,800億円 +300億円
営業利益 1,200億円 1,200億円 変更なし
税引前利益 1,150億円 1,150億円 変更なし
親会社の所有者に帰属する当期利益 750億円 750億円 変更なし
(※第3四半期以降の想定為替レート:1米ドル=120円、1ユーロ=130円)
売上収益につきましては、米国連結子会社の第一三共Inc.におけるウェルコールのジェネリック品参入が前回想定よりもさらに遅延する見込みであること、また日本やその他の地域においても堅調に推移していることから、前回予想を300億円上回る9,800億円に修正しました。
営業利益、税引前利益及び親会社の所有者に帰属する当期利益につきましては、売上収益の伸長による売上総利益の増加が見込まれるものの、第一三共Inc.における営業体制変革に伴う経費の増加が予想されるため、前回予想どおり営業利益1,200億円、税引前利益1,150億円、親会社の所有者に帰属する当期利益750億円となる見込みです。
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【02】:ニュースリリース ピックアップ
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◆10月19日(月)発表 --------------------------------------------
米国での営業体制に関するお知らせ
当社の米国子会社である第一三共Inc.は、営業体制を変革することといたしました。
同社では、今後の米国市場での疼痛、癌、循環代謝を含む専門性の高い領域における新製品の発売に備えるため、営業体制の変革を行うこととし、現地でその旨発表しております。今回の変革では、より効率的かつ機動的な体制への移行を目指し、その一環として1,000名から1,200名の人員削減を実施します。
なお、本件に関する2016年3月期の業績への影響につきましては、改めてお知らせいたします。
◆10月30日(金)発表 --------------------------------------------
制吐剤配合麻薬性鎮痛剤CL-108の第3相臨床試験結果について
Charleston Laboratories, Inc.(所在地:米国・フロリダ州ジュピター)より導入した制吐剤配合麻薬性鎮痛剤CL-108が第3相臨床試験において、所期の目的を達成しました。CL-108は、ヒドロコドン7.5 mg、アセトアミノフェン325mg、速放性プロメタジン12.5 mgの2層配合錠です。この配合錠は、中等度から重度の疼痛ならびにオピオイド誘発性悪心・嘔吐(OINV)の抑制を目指して開発されています。
今回の臨床試験は、米国で実施された、外反母趾手術後の中等度から重度の疼痛を有する550名を超える患者を対象にした、無作為化、二重盲検、プラセボ対照、実薬対照の臨床試験で、同試験において、CL-108は優れた疼痛緩和とOINVの抑制効果を示しました。(いずれも p<0.001)
現在この試験結果の更なる分析を進めており、分析結果は学会や医学誌などで発表する予定です。
◆10月30日(金)発表 --------------------------------------------
『はしか風しん混合生ワクチン「北里第一三共」』並びに『はしか生ワクチン「北里第一三共」』の自主回収について
国内グループ会社である北里第一三共ワクチン株式会社(本社:埼玉県北本市、以下「北里第一三共」)が製造する『はしか風しん混合生ワクチン「北里第一三共」』並びに『はしか生ワクチン「北里第一三共」』(以下「当該製品」)において、社内定期安定性モニタリングの結果、麻しんウイルスの力価*が有効期間内に承認規格を下回る可能性があることが判明したことから、当該製品の一部の自主回収を行うことを決定しました。
当社および北里第一三共は、今回の自主回収により、医療関係者の方々や、『はしか風しん混合生ワクチン「北里第一三共」』並びに『はしか生ワクチン「北里第一三共」』の接種対象のお子様のご家族の皆様をはじめ、多くの方々にご心配をおかけしますことを深くお詫びいたします。北里第一三共は原因究明に努めるとともに、再発防止に注力してまいります。
* 力価:ワクチンの有効成分である麻しんウイルスが一定の生物学的作用を示す量(感染価)
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【03】:第一三共からのお知らせ
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◆今後のIR関連スケジュール
・11月2日(月)10時より、報道関係者、機関投資家・証券アナリストを対象とした経営説明会を予定しています。
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【04】:皆様からの声
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皆様からのご意見・ご質問を、info@daiichisankyo.co.jpまで、お気軽にお寄せください。
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第一三共株式会社 コーポレートコミュニケーション部 IRグループ
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