○○ 様
本日はエイプリルフール。その起源は諸説ありますが、16世紀半ば、フランスのシャルル9世が、それまで3月25日を新年、4月1日までを祭期間としていた暦を、強引に1月1日を新年と改めたため、反発した人々が、4月1日を「ウソの新年」として祝った、という説などが伝わっています。
日本に広まったのは、大正時代。「恐ろしき四月馬鹿」という、1920(大正9)年の横溝正史の推理小説もあり、新しい文化として取り上げられたようです。
近年では、新聞社や企業などの奇想天外なアイデアがネット上を飛び交う日にもなっています。
しかし、2007年度から始まった第一三共IRメールマガジンが、今日から10年目を迎えるのは、本当のこと。今年度もよろしくお願いいたします。
さて、今号では、3月31日に発表された第4期中期経営計画についてお送りします。
INDEX──────────────────────────────────
【01】:第4期中期経営計画について
【02】:ニュースリリース ピックアップ
【03】:第一三共からのお知らせ
【04】:皆様からの声
───────────────────────────2016年4月1日号─
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【01】:第4期中期経営計画について
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◆当社グループは、2016年度を起点とする第4期中期経営計画(2016年度~2020年度)を
策定しました。
株主投資家の皆様へのメッセージ、説明会資料・動画は、下記URLよりご覧いただきけます。
http://www.irwebcasting.com/daiichisankyo/message/index.html
1.2025年ビジョン
「がんに強みを持つ先進的グローバル創薬企業」を掲げ、アンメットニーズの高い疾患に対して標準治療を変革する革新的な製品をもつグローバル企業に転換する。
2. 第4期中期経営計画の概要
2025年ビジョンに向けた転換の基盤を構築するための5カ年計画と位置づけ、次の2つの経営課題に取り組み、2020年度の目標達成を目指す。
<経営課題 1> 2017年度パテントクリフの克服
主力製品である高血圧症治療剤「オルメサルタン」等のパテントクリフを克服するため、
売上回復と利益創出への取組みを行う。
<経営課題 2> 持続的成長基盤の確立
事業戦略
エドキサバンの成長
がん事業の立上げ・確立
<日本>日本No.1カンパニーとして成長
<米国>米国事業の拡大
SOC(スタンダードオブケア。標準治療)を変革する先進的新薬の継続的創出
利益創出力の強化
<2020年度の目標>
2015年度予想 2017年度目標 2020年度目標
売上収益 9,800億円 9,400億円 1兆1,000億円
営業利益 1,300億円 1,000億円 1,650億円
後期パイプラインの価値向上
5年以内に上市かつピーク時1,000億円以上の製品を3~5品目保有
ROE 8%以上(2020年度)
株主還元方針:総還元性向* 100%以上
*((配当+自己株式取得総額)/当期利益(親会社帰属))
普通配当 年間70円以上
機動的な自己株式取得
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【02】:ニュースリリース ピックアップ
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◆3月22日(火)発表 --------------------------------------------
国立がん研究センター、東京大学、第一三共 新規分子標的薬を共同開発 悪性リンパ腫(成人T細胞白血病リンパ腫含む)に対する第Ⅰ相試験開始
当社と、国立研究開発法人国立がん研究センター(理事長:堀田知光)、国立大学法人東京大学(総長:五神 真)は、血液がんに対する新規分子標的薬としてヒストンメチル化酵素EZH1とEZH2の二重阻害剤(DS-3201b)を共同開発し、この度、成人T細胞白血病リンパ腫(adult T-cell leukemia-lymphoma, ATL )を含む悪性リンパ腫患者に対し、世界で初めて人へ投与するファースト・イン・ヒューマン試験として第Ⅰ相試験を開始しました。
◆3月30日(水)発表 --------------------------------------------
AMG 162(デノスマブ)の関節リウマチに関する第3相臨床試験結果について
当社は、関節リウマチ患者を対象としたAMG 162(一般名:デノスマブ(遺伝子組換え)、以下「デノスマブ」)の第3相臨床試験(DESIRABLE試験)において、主要な目的を達成しました。
本試験は、国内で実施された、疾患修飾性抗リウマチ薬(disease modifying antirheumatic drugs:DMARDs)治療中の関節リウマチ患者を対象にした、無作為化、二重盲検、プラセボ対照の第3相臨床試験で、同試験において、デノスマブは優れた関節の構造的損傷の防止効果を示しました。
◆3月31日(木)発表 --------------------------------------------
麻薬性鎮痛剤「ヒドロモルフォン塩酸塩(一般名)」の国内製造販売承認申請
国内グループ会社である第一三共プロファーマ株式会社は、麻薬性鎮痛剤「ヒドロモルフォン塩酸塩(一般名)」の経口剤(徐放及び即放性製剤)について国内製造販売承認申請を行いました。
ヒドロモルフォン製剤は、海外において80年以上販売されているあへん系麻薬性鎮痛剤であり、WHO(世界保健機関)のがん疼痛治療のためのガイドライン等において疼痛管理の標準薬に位置付けられていますが、現在、日本では承認されておりません。
本剤は、「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」において検討され開発企業の募集が行われた薬剤で、2012年に、当社が開発を実施することを決定したものです。なお、本剤の開発にあたり、一般社団法人未承認薬等開発支援センターより助成を受けています。
◆3月31日(木)発表 --------------------------------------------
第一三共ケミカルファーマ株式会社平塚工場の閉鎖に関するお知らせ
当社は、国内グループ会社である第一三共ケミカルファーマ株式会社(以下、DSCP)の平塚工場を閉鎖することとしました。
当社グループでは、2015年4月に国内サプライチェーン機能子会社の再編を行い、原薬機能会社であるDSCPに原薬工場を集約し、効率的な業務運営体制を推進してまいりました。
この度、更なる業務運営の効率化とグローバルレベルで競争力のある原薬生産体制を総合的に検討した結果、DSCP平塚工場を閉鎖するとの結論に至りました。
DSCP平塚工場の生産品目は、DSCPの他事業所に移管又は外注化します。
2017年3月にDSCP平塚工場での生産を終了し、2017年9月に同工場を閉鎖する予定です。
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【03】:第一三共からのお知らせ
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◆2016年度入社式を行いました
4月1日、入社式を開催。今年度は第一三共グループ全体で182名の新入社員を迎えました。
社長の中山が、「世界中の患者さんに優れた医薬品を届け、病める人を救う」ということの大切さを胸に刻み、それを担うことに大いなる誇り感じてほしい。具体的な行動としては、『志、意志を持つ』こと、『Small at Heart』つまり、小さなひとつの会社で勤めている気持ちで仕事をし、会社全体にとって必要と思うことを気軽に言い合えるようになって欲しいということ、そして『日本No.1カンパニー』をともに目指すこと。第4期中期経営計画スタートの年に、全社員が気持を一つにし、強く魅力ある第一三共グループにしていきましょう。など訓示いたしました。
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【04】:皆様からの声
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皆様からのご意見・ご質問を、info@daiichisankyo.co.jpまで、お気軽にお寄せください。
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