○○ 様
1月から3月にかけて、日本では中・高・大学の受験シーズンを迎えます。大学受験でみると、日本では、国公立大学および一部の私立大学も参加するセンター試験が行われるものの、最終的には各校での2次試験や独自試験で合否が決まります。世界各国の受験状況を見ると、こういった形は少なく、中国では6月に、韓国では11月に行われる全国統一試験の結果を元に、得点のレベルに応じて進学先が決まります。アメリカでは、年に数回ある全国統一試験の結果に加え、内申書や推薦状、小論文、面接等も加味される形で、一発勝負型ではありません。しかし、どの国の受験生も目標を持って取り組む気持ちは変わりません。受験生とご家族の皆さんのご健闘をお祈りしています。
さて、今号では本日発表された2016年度 第3四半期決算について、お知らせします。
INDEX──────────────────────────────────
【01】:2016年度(2017年3月期) 第3四半期決算の概要
【02】:ニュースリリース ピックアップ
【03】:第一三共からのお知らせ
【04】:皆様からの声
───────────────────────────2017年1月31日号─
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【01】:2016年度(2017年3月期) 第3四半期決算の概要
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◆1月31日(火)13時に第3四半期決算を発表しました。
【連結業績】 2015年度 2016年度 増減額 (増減率)
第3四半期累計 第3四半期累計
売上収益 7,586億円 7,344億円 -242億円 (-3.2%)
営業利益 1,504億円 1,287億円 -217億円 (-14.4%)
四半期利益(親会社帰属) 1,107億円 882億円 -225億円 (-20.4%)
「売上収益」は、日本・欧州・アジアにおいて主力品が伸長したものの、円高の進行による為替の減収影響等により、242億円減収の7,344億円となりました。
「営業利益」は、前期末までに実施した営業体制再編による経費削減効果等により販売費及び一般管理費が減少したものの、減収に伴う売上総利益の減益、及び研究開発プロジェクトの進行に伴う研究開発費の増加により、217億円減益の1,287億円となりました。
「四半期利益(親会社帰属)」は、営業利益の減益などにより、225億円減益の882億円となりました。
【2016年度(2017年3月期)の業績予想の修正】
前回発表予想 今回発表予想 増減額
売上収益 9,200億円 9,500億円 +300億円
営業利益 1,000億円 1,100億円 +100億円
当期利益(親会社帰属) 650億円 700億円 + 50億円
(※第4四半期以降の想定為替レート:1米ドル=110円、1ユーロ=120円)
「売上収益」は、製品売上の堅調な推移、及び円安による為替の効果を考慮し、前回予想を300億円上回る9,500億円に修正いたします。
「営業利益」は、売上総利益の増加が見込まれるものの、研究開発の進捗、及び為替影響による経費の増加が予想されるため、前回予想を100億円上回る1,100億円に修正いたします。
「当期利益(親会社帰属)」は、税引前利益の増加に伴い、前回予想を50億円上回る700億円となる見込みです。
(注)上記の業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により異なる可能性があります。
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【02】:ニュースリリース ピックアップ
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◆1月10日(火)発表 --------------------------------------------
Kite社とのがん領域細胞治療薬パイプラインに関する包括提携について
当社は、Kite Pharma, Inc.(所在地:米国カリフォルニア州、以下「Kite社」)が保有するがん領域における細胞治療薬の研究開発パイプラインに関し、日本におけるKTE-C19の開発、製造および販売の独占的実施権、及びその他の開発品目と今後3年以内に臨床開発に入る開発候補品目の導入オプション権を取得する契約を締結しました。Kite社は、患者自身の免疫細胞に遺伝子改変を行い、がん細胞に対する攻撃性を高めた遺伝子改変免疫細胞を医薬品として使用する自家細胞治療薬の研究開発パイプラインを保有しています。
◆1月10日(火)発表 --------------------------------------------
研究開発体制の再編について
当社は、研究開発の生産性向上への取り組みとして、グローバル研究開発体制の見直しを行なっております。この度、その一環として、当社の研究子会社であるDaiichi Sankyo India Pharma Private Limited(インド・グルガオン)の閉鎖を決定しました。
◆1月18日(水)発表 --------------------------------------------
Access Acceleratedイニシアティブへの参画に関するお知らせ
当社は、このたび、Access Acceleratedイニシアティブ(以下、「Access Accelerated」)に参画しました。今般、立ち上げが発表されたAccess Acceleratedは、当社を含む日米欧の製薬企業22社が、世界銀行や国際対がん連合と連携し、低所得国および低中所得国の非感染性疾患の予防や診断、治療等の改善に取り組むことを目的とした活動です。
◆1月19日(木)発表 --------------------------------------------
抗体薬物複合体 U3-1402の第1/2相臨床試験開始について
当社は、HER3に対する当社独自の技術を用いた抗体薬物複合体(ADC)であるU3-1402について、HER3陽性の乳がん患者を対象とした第1/2相臨床試験を国内で開始しました。本剤は、当社ではDS-8201に続いて2番目に臨床開発段階に入った抗体薬物複合体です。
◆1月31日(火)発表 --------------------------------------------
2017年4月1日付 会長・社長人事のお知らせ
当社における代表取締役の人事(2017年4月1日付)について発表しました。
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【03】:第一三共からのお知らせ
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◆本日15時より報道関係者、機関投資家・証券アナリストを対象とした電話会議 を開催しました。
後日、音声のオンデマンド配信を予定しています。
◆次回のIRメールマガジンは、2月10日(金)に配信させていただきます。
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【04】:皆様からの声
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皆様からのご意見・ご質問を、info@daiichisankyo.co.jpまで、お気軽にお寄せください。
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