企業行動憲章を基軸としたサステナビリティ活動


第一三共グループは、第一三共グループ企業行動憲章を基軸とし、事業を通じてサステナビリティ課題に取り組んでいます。企業行動憲章では、企業理念実践のために、すべての企業活動において遵守すべき行動原則を定めています。各原則に基づき、法令およびルールなどを遵守し、生命関連企業としてふさわしい高い倫理観と社会的良識をもって行動することで、多様な社会からの要請・期待に積極的に応え、企業価値の向上を図り、社会的責任(CSR)を果たし持続可能な社会の実現に貢献することを宣言しています。
サステナビリティ部が、「グローバルマネジメント体制」のもとで、関係する部所・グループ会社と連携し、医療アクセスや環境経営をはじめとしたサステナビリティ活動を推進しています。活動の推進にあたっては、多様なステークホルダーとの積極的なコミュニケーションを通じて得た当社グループに対する評価を真摯に受け止め、グループ内の事業活動において、この評価に応え得る取り組みを促します。また、さまざまなステークホルダーが、それらの活動を正しく評価できるように積極的に開示しています。

  

サステナビリティマネジメントに関わるガバナンス体制

当社グループは、事業においてサステナビリティマネジメントを推進するにあたり、明確な意思決定手続きを定めています。当社グループにおけるコンプライアンス経営、環境経営、社会貢献活動に関わる事項については、関係する責任部所が事務局となり、組織横断的なメンバーで構成される各委員会(企業倫理委員会、EHS経営委員会、社会貢献委員会)が活動を推進しています。具体的に、経営が必要とするサステナビリティに関する重要事項の意思決定にあたっては、当該事項に関係する委員会が助言、推奨し、そのうえで経営会議にて報告・審議され、重要事項は取締役会に報告されます。

企業倫理委員会(事務局:コンプライアンス・リスク管理部)

国内外の法令および企業倫理を遵守し、企業の社会的責任を果たすべく経営を推進し、役員および従業員によるコンプライアンスの実践を確保するために設置しています。また、客観性確保のために社外の弁護士1名がメンバーに加わっています。

委員長:コンプライアンスオフィサー(ヘッド オブ グローバル コンプライアンス・リスク)
委員:委員長が指名した社内委員11名のほかに、委員会運営の透明性、信頼性を確保するために社外弁護士1名を加え12名で構成

EHS経営委員会(事務局:サステナビリティ部、人事部)

当社グループの企業活動全般において、環境の保全と健康と安全の確保に努め、持続可能な社会に貢献すると同時に、リスクが発生する可能性の高い環境(Environment)、健康(Health)、安全(Safety) マネジメントを一体的に運営、推進するために設置しています。

委員長:EHS経営最高責任者(ヘッド オブ グローバル コーポレートストラテジー)
委員:委員長が指名した14名で構成

社会貢献委員会(事務局:サステナビリティ部)

良き企業市民として、企業の社会的責任の観点より社会貢献活動を推進するために設置しています。
委員長ヘッド オブ グローバル コーポレートストラテジー
委員:委員長が指名した6名で構成

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